若者のやる気を削がない社会
親の社会的地位と本人の社会的地位を比較して移動を測定するのを
世代間移動といいます。
本人が最初に就いた職業的地位と
キャリアを積んで得た職業的地位を比較して移動を測定するのを
世代内移動といいます。
世代間移動が停滞していれば、世の中は属性主義であり、
世代間移動が活発であれば、世の中は業績主義であるといえます。
世代内移動が停滞していれば、世の中は属性主義であり、
世代内移動が活発であれば、世の中は業績主義であるといえます。
努力すれば報われる世の中であれば、モチベーションが上がります。
努力しても無駄であれば、モチベーションが下がります。
アメリカンドリームという言葉がありますが、
アメリカには、例外として存在するだけで、
アメリカには、ほぼアメリカンドリームはありません。
アメリカの人口と夢を実現した人の数を比較してみたら、物凄く低い確率です。
どちらかといえば、日本にジャパニーズドリームがありますが、
それは、元々、格差の小さな社会だったので、手が届く範囲に
トップクラスがあったということです。
格差社会が進行し、業績主義だった日本も、アメリカ同様
属性主義に逆行しつつあります。
また、一部の富裕層が、富を独占しているのも事実です。
富はなるべく多くの人に分配され、なるべく多くの人が、
生活に関する不安から解放されることが望ましいと思います。
もしかしたら、ベーシックインカムを政策をとして実現できれば、
その可能性も生まれるのかもしれないと思います。
何をもって自己実現を果たしたと言うかは、国民性によります。
若者のやる気を削がない社会であって欲しいと思います。
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