生活モデル
現代の社会福祉援助の中心である、ジェネラリスト・ソーシャルワークの中核が
「生活モデル」になります。
ジャーメインとギッターマンが、
生態学(エコロジー)とシステム理論を基盤にして提唱した。
なんて教わりましたよね。
人と環境の交互作用に着目して、問題が生じている場合人と環境を調整することで解決を図ります。人にも働きかけ(治療モデル)、環境にも働きかけるという面では、ジェネラリスト・ソーシャルワーク的ですね。
ピンカスとミナハンは「四つのシステムモデル」でシステム理論を展開しました。
システムとは仕組みの事。複数の要素が連係したもの。体系や秩序について言う場合もあります。整理された仕組みと考えてれば、なんとなく理解できるでしょうか。
エコロジーは、生物と環境の調和と共存を考える学問です。
ゴールドシュタインは、ケースワーク、グループワーク、コミニュティ・オーガニゼーションをシステム理論で統合(統合的アプローチ)しようと試みた人です。
コンプトンとギャラウェイもシステム理論で実践モデルを考えました。
このような中から出てきたのが「生活モデル」です。
生活ストレスの概念から
コーピング(対処力)、ストレスコーピングでストレス対処能力です。
コンピテンス(課題遂行能力)
などが注目されるようになりました。
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