日本人の平均寿命

戦後間もないころの日本人の平均寿命は、男性50歳ぐらい、女性54歳ぐらいでした。現在では、男性81歳ぐらい、女性87歳ぐらいです。この数値は、世界の中では上位です。日本は、長寿国家であると言うことができるでしょう。

平均寿命という言いかたは、0歳の時の平均余命のことです。産まれたばたりの赤ちゃんが、平均するとあと何年生きるのかということです。したがって、それぞれの年齢に平均余命があります。75歳のおじいちゃんが、あと何年ぐらい生きられるかを考えるためには、75歳の平均余命をみなければなりません。もちろん、個人差がありますので、一概に言うことはできませんけど、75歳の女性の平均余命は15歳です。平均では90歳ぐらいまで生きることが想定できます。75歳の男性の平均余命は11歳です。平均では86歳ぐらいまで生きることが想定されます。ちなみに現在の人間の限界寿命は115~120歳と言われています。

平均余命の男女差ですが、80歳になると3歳に、85歳になると2歳に縮みます。このことから寿命の男女差は、生物学的な差ではなくて、男性は、病気や事故、自殺等で天寿を全うしない確立が高いということがわかります。

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