ヘイトスピーチ対策法
社会福祉士国家試験終了後、解説を執筆するのが南風のお仕事です。
今年の担当は、5科目52問です。
まずは、現代社会と福祉。「ヘイトスピーチ対策法」について、
これは、2016年の法律なので、
タイムリーに著書『社会福祉士直前対策』に載せました。
予想が外れ、2017年の国家試験には出題されませんでした。
でも、この『直前対策』は、出題されるまで、掲載し続けることは出来ず、
出版社から、常に入れ替えをさせられます。
もし、出題されるまで掲載することが叶えば、
昨年のピケティを掲載したのは、南風の『直前対策』だけ!
の独り勝ち!だったのに、残念ですね。
第31回社会福祉士国家試験
問題26 「ヘイトスピーチ解消法」の内容に関する次の記述のうち,最も適切なものを1つ選びなさい。
1 外国人観光客に対する不当な差別的言動を規制することを目的としている。
2 不当な差別的言動に対する罰則が規定されている。
3 雇用における差別的処遇の改善義務が規定されている。
4 地方公共団体には,不当な差別的言動の解消に向けた取組を行う努力が求められている。
5 基本的人権としての表現の自由に対する制限が規定されている。
(注)「ヘイトスピーチ解消法」とは,「本邦外出身者に対する不当な差別的言動の解消に向けた取組の推進に関する法律」のことである。
仮に、写真の『社会福祉士直線対策』を読んでいたら、この問題はどこまで解けたでしょうか。
1 外国人観光客に対する不当な差別的言動を規制することを目的としている。
2 不当な差別的言動に対する罰則が規定されている。
3 雇用における差別的処遇の改善義務が規定されている。
4 地方公共団体には,不当な差別的言動の解消に向けた取組を行う努力が求められている。
5 基本的人権としての表現の自由に対する制限が規定されている。
選択肢1は、外国人観光客対象ではなく、本邦外出身者対象ですから解けますね。本邦外出身者は誰を指すのかを知らなくても解けちゃいますね。
選択肢2は、罰則や禁止規定は設けられていませんと書いておいたので、これも解けますね。
選択肢3と4は、国や自治体に対し、解消に向けた措置を求めています。という記述で、3が誤りで4が正しいということが解ります。
と言う事は、受験前にこれを読んでいたら、
1問ゲット!だった可能性が高いですね。
最新版に載っていなかったので、負け犬の遠吠えですが、
薄い冊子じゃなくて、データ満載の電子書籍だったら・・・
と思います。
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