生活保護の医療扶助

生活保護制度で人数が多いのは生活扶助ですが、

金額が多いのは医療扶助です。

過去には、医療機関は指定を受けたがらなかったのですが、

最近は、ほとんどの医療機関が指定病院になっています。

何故なら、治療費の10割が医療扶助で支出されるので、

取りっぱぐれが無いからです。

審査も甘いため、不正の温床にもなっています。

生活保護受給者も介護保険の被保険者です。

生活扶助に介護保険料加算があり、

自己負担分は介護扶助で賄います。

しかし、生活保護受給者は、医療保険には加入しません。

介護保険制度発足時に、

生活扶助に、医療保険料も加算して、

医療扶助は、自己負担分の支給とすれば、レセプトの審査も行われ、

不必要な医療が減少するのではないかと思います。

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