創発特性
社会学の教科書に出てくる言葉に
「創発特性」があります。
教科書の説明では、なんだか良く解りません。
生物やシステム(整理されて関連付けられた仕組みの事ですゾ)の
「進化・発展過程において発生するとかなんとかかんとか」で
煙に巻かれてしまいますね。
ここはひとつ漢字の意味的に理解しましょう。
創ることで
発生する
特徴的な
性質
のことです。
自然科学の結晶である弁証法は、
社会科学にも応用できます。
世界の仕組みで、何にでも当てはまる事実を厳選した変化の法則です。
世界で変化しないものは何一つありません。
したがって、何かが生まれる時には、必ず他の何かに影響を与えます。
何かと何かが相互作用により変化すると、否定の否定の法則により、
新しい何かが生まれます。
それを観察して検討すると、それの特徴を見つけることが出来ます。
その性質を創発特性と言います。
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