ケースワークの母「メアリー・リッチモンド」

ケースワークの母「メアリー・リッチモンド」

ケース・ワークを勉強する学生にとって、

避けて通れないのが、メアリー・リッチモンドですね。

彼女は、小学校しかでていない無学な女性だった(過去形)と言われています。

本を読むのが大好きだった美少女(多分、ほぼ)メアリーは、

図書館に就職します。

でも、本を読めるのは利用者で、職員は本なんか読めませんね。

そこでメアリーは、本を読む時間をつくるために、

外回り営業の仕事に就こうと思いました。

時間を自分でやり繰りできますからね。

COS、チャリティ・オーガニゼーション・ソサイティ、慈善組織協会に就職したメアリーは、会計補佐の仕事に就きました。要するに集金係です。

金持ちの家を回って寄付を集めてくる仕事です。

有能な美少女メアリーの集金係はとても上手くいきます。

可愛いと得ね~と言ったかどうかは定かでありません。

貧しく栄養失調で、病弱だったりしたからです。

有能なメアリーは翌年、金持ちからの集金係から

貧困者へ給付する、フレンドリービジター(友愛訪問員)に抜擢され、

その翌年には、総主事になったと伝えられています。

そこで書かれたのが『貧困者への友愛訪問』

その後書かれたのが『社会診断』

そしてとどめは『ソーシャルケースワークとは何か』です。

ケースワーカーのための養成所を設置することを主張し、

翌年、実現させた、メアリーは、

ケースワークの母と呼ぶに相応しい、素晴らしい女性ですね。

ちなみに、福祉業界の歴史上の人物は、ほとんど女性です。

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